顔の中心のニキビ
「顔の中心にできたニキビはさわったら病気になる!」や、「死んでしまう!!」などという噂を聞いたことはありませんか?
特に鼻の頭にできる大きく赤く膨れ上がるニキビのようなものです。
鼻や目元などにできやすく赤ニキビと似ているため間違えられることも 多いです。
めんちょとニキビの違い
ニキビは皮脂が毛穴につまりアクネ菌が繁殖して炎症が起きたものをいい、一方、面疔とは毛穴深くの毛包と呼ばれる部分に黄色ブドウ球菌が入りこむことによって、炎症・化膿を起こしてしまった状態のものをいいます。
ニキビよりも深いところにできるので自分で触り潰してしまうと感染症にかかってしまうともいいわれています。
一度できると気になり、刺激を与えてしまうため治りにくく何か月も顔の中心という目立つところに滞在してしまう場合もありますので、とにかく触らないのが一番です。
一番早いのは皮膚科で抗生物質をもらってくることですね。
昔、効き目のある抗生物質がなかった時代には、顔にできた「おでき」を潰したことによって髄膜炎を起こし、亡くなってしまう人もいたそうで、そこから、おできの中でも顔にできるものを「めんちょ」あるいは「めんちょう」と呼ぶようになったそうです。
だから おばあちゃんは顔の中心にできたものは触ると病気になるなどというわけなんですね
黄色ブドウ球菌ってなに?
皮膚感染症や食中毒、また肺炎、髄膜炎、などの大きな病気に関わるものです。
ヒトの皮膚などでよく見られ、ケガを不潔にしておくとよく化膿を起こす菌です。
常に体は免疫機能(菌をやっつける機能)が備わっているのでそれほど怖がるものではありませんね
顔にできた面疔の場合は潰してしまったり、触ってしまうことによって 菌がさらに繁殖して、すべてつながっている血液を通して感染症になってしまう可能性があるので注意してくださいということです。
今までニキビを潰していたという方は面疔をあやまって潰してしまう危険性があるのですぐにやめましょう
ニキビと同様に菌の繁殖が原因で起きているのがめんちょです。まずは刺激を与えずにお肌を清潔に保つ洗顔が必須になります。
肌を清潔に保つ おすすめの洗顔
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