汚れを落とすはずのクレンジングが肌負担に
ニキビの原因になっているメイクや皮脂汚れをおとすのがクレンジングです。
しかし、本来お肌のためにしているはずのクレンジングが肌の負担になっている成分が沢山含まれていることを知っていますか?
おそらく、なんとなく知ってはいるけど肌に入れるものではないから気にしないと思っている方が大半なのではないでしょうか。
界面活性剤で肌の表面のバリア機能を破壊
市販のクレンジング剤には界面活性剤というものが含まれています。
本来であれば水と油は混ざり合うことはありませんが、この界面活性剤を使用することで水と油を結び付けてくれる働きがあります。
メイクの油汚れと水を混ざり合うようにしてくれるため本来水だけでは落ちなかったメイク(油)をなじませ浮かび上がらせながら落としてくれます。
しかし、同時に肌に対する浸透率が高く本来必要な肌の潤いや、肌を守っているバリア機能までもを取り去ってしまうのです。
そのため乾燥がすすみ大人ニキビがつくられる原因になってしまいます。市販のほとんどのクレンジング剤にはこの成分が含まれていますのでクレンジングを手に取る際にはチェックしてみましょう。界面活性剤といっても記載方法は全く違うものなので界面活性剤・成分で検索してみることをお勧めします。
化粧品を長持ちさせるための防腐剤がニキビを悪化させる
よほど悪い条件で保存しない限り、化粧品は開封しなければ3年は腐らないよう品質を保てるようにしなければいけないという法律があるようで、それをクリアするのにもっとも効果的で手軽、かつ低コストなのが防腐剤の配合というわけです。
(薬事法に関しては難しい内容になっているため詳しく知りたい方はNETで検索をしてみてください。)
この化粧品を腐らないようにする防腐剤はもともと殺菌成分なので、皮膚内部まで浸透し、肌のうるおいを守ってくれている菌までもを殺してしまいます。
基本的には肌に害のない量しか配合されていませんが、ニキビ肌のように特にお肌が弱っている状態だと影響を及ぼしてしまう可能性もあります

防腐剤が含まれていない天然の自然派クレンジング
ここでお勧めなのが防腐剤や界面活性剤の含まれていない自然のものを使用するということです。
オイルはもちろん油なので界面活性剤を使用しなくてもメイク料の油と混ざり合い浮かばせ落とすことができます。
◆ホホバオイル
◆オリーブオイル
◆ベビーオイル(ミネラルオイル)
このように自然のオイルを使用することでメイクなどの油汚れを浮かび上がれせ優しくお肌の潤いを保ちながらメイクOFFをすることができます。
自然派クレンジングの注意点
元々肌が脂性肌の方はオイルクレンジングはお勧めできません。
いつも洗顔後、顔がつっぱるという方は、乾燥しやすいという方には効果的になります。
さらにアイメイク(マスカラ・アイライン)などは落ちにくいことがあります。ゴシゴシこすってしまうと目元などはくすみになってしまう場合があるのでポイントメイクを落としてから自然オイルでのクレンジングをしましょう。
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クレンジング不要のベースメイク
今はお肌に負担のないクレンジング不要のファンデーションなども販売されています。
クレンジング不要といわれてもパウダーファンデーションは抵抗はないが、リキッドやBBクリームなどはさすがに油分だから気になるという方でも安心の商品もあります。とにかくお肌に直接のせるものだからこそ、しっかりと見定めて使用して頂きたいものです。
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クレンジングの正しいやり方
クレンジング剤は汚れを取るために使用するものです。
肌に摩擦を掛けないようにたっぷりとクレンジング剤を手のひらにのせ、顔に塗布しましょう。まれにクレンジングや洗顔でマッサージをする方もいらっしゃいますが、お肌の潤い成分まで取ってしまっていることになります。クレンジングはとにかく短く、しっかりと汚れを落とし30回以上はすすぐようにしましょう